波打つ光が有機的な軌跡を描く新プロダクト「WAVING LED RIBBON」を開発しました

24.07.2020

独自の無線同期機能やLEDの無限回転機構を搭載した“WAVING LED RIBBON”を開発しました。本プロダクトは、2020年7月24日(金)に公開された、世界にエールを送る無観客パフォーマンス作品「Opening For The Brighter Future」内で初使用されています。

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■WAVING LED RIBBON

“WAVING LED RIBBON”は、有機的に波打つLEDの光が、空中に軌跡を描くことができる次世代のスポーツエンターテインメントアイテムです。LEDを空中へ投げる動作や、破損せずに回転させるパフォーマンスは耐久面・操作面から困難とされていましたが、複数デバイスの無線同期が可能な独自ハードウェア・ソフトウェアに加え、接続部分が無限回転する独自機構の開発により、一見CG加工のような幻想的なパフォーマンスを可能にしました。今後、スポーツイベントや音楽イベントなど様々な舞台演出で活用の幅を広げていく予定です。

 

Opening For The Brighter Future

昨年度から、日本に訪れる様々な国際的な祭典に向け”WAVING LED RIBBON”の試作を続けていた中、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、携わる興行が延期や中止をせざるを得ない状況になりました。クライアントやお披露目となるイベントが無い中、こんな時こそエンターテインメントが必要とされていると信じ、無観客の駒沢オリンピック公園屋内球技場にて、完全自主制作でのパフォーマンスを敢行しました。本作品は、同じくコロナ禍で活動休止を強いられていたカラーガードパフォーマンスチーム「Via Colorguard」に出演いただいています。日本の技術や繊細な表現が凝縮された、LEDの軌跡がこれからの明るい未来を照らすパフォーマンスを目指しました。スポーツやエンターテインメントで、世界中の人々と熱狂できる日々がいち早く戻るよう願っています。

 

■Credits

[WAVING LED RIBBON]

Director : Minoru Fujimoto, SHIRASU
Music : Makoto Shozu(FLIGHTGRAF), SunaoSystem
Choreographer : Tomoya Tsunashima(Via Colorguard)
Performer : Via Colorguard(Haruka, Chikara, Hitomi, Rihona, Akari, Percy, Nao, Kae, Hiyori, Honoka, Konami, Miyu, Sumika, Tomoya, Risako, Chisato, Maiko, Karin, Minami, Ayame)
Lighting Effects Designer : SHIRASU
Hardware Design : Yutaka Yanagisawa
Software Design : Keisuke Ono
Casing Design : Takehito Nakatsu(MERGETECTS)
Props Design : Nana Fumiki
Lighting : Masaki Morii
Camera : dox Inc, Tatsuhiko Suzuki, Yuta Togame, Takaya Mitsunaga
Editor : Tatsuhiko suzuki
Calligraphy Title : Kawase Miyuki
Photo : Ryuichi Ono
Technical Staff : Nana Fumiki, Hinano Hasegawa, Ryo Terada, SUZUMI, Shuto Murai, Sayaka Michido
CW & PR & Promotion : HYTEK(Takaya Mitsunaga, Honmaru Michido)

Location : Komazawa Olympic Park